2012 / 05
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  今日は大学編入の受験資格について、お話ししたいと思います。といっても、学歴などのことではありません。編入試験を受験する方の多くは、大学生であったり短大生であったりしますが、本当は大学に行きたかったのに短大になってしまった…という方もいれば、大学入試の結果、入学した大学に満足できない方もいます。中には、「今いる大学はFランクだけれども、マーチレベルの大学に編入できるのだろうか。大学名を見られて合格できないのではないか」と悩む方もいます。

 つまり、ここでいう受験資格とは、大学に編入する資格は持っているけれども、さまざまな思いから自分で心理的にブレーキをかけ、無理ではないかと壁を作ってしまい、自分に受験資格があるのだろうか、受けるだけ無駄ではないか…などと悩んでしまう、そのようなケースを指します。

 先ほどのケース以外にも、時々、「なになにの私でも編入試験を受験できるだろうか」という方がいます。たとえば、二浪あるいは三浪している、大学・短大で留年している、大学を中退している、単位不足で除籍になってしまった、通信制の大学に在籍している、社会人でも受験できるのか…などなど。

 いずれのケースも、各大学が定めている受験資格をクリアできていれば、受験はできますし、多くの方が結果を出してもいます。通信制から難関国立大学に合格したケースもあります。仮面浪人で2年留年してマーチレベル大学に行ったケースもあります。私が知らなかった短大から国立大学へ行った人もたくさんいます。自分では無理だと決めつけずに、編入を新たなスタートを切るチャンスだと考えて、ぜひ、チャレンジしてほしいと思います。

 私の印象に残っているある中ゼミ生は、社会人入試で大学に進学しました。もう、何年も前のことです。その方は高校から不登校になり、そのまま家に引きこもってしまいました。でもいつか、この状態から抜け出したいといつも思っていたそうです。それが実現できたのは20代半ばです。社会にでて何年か仕事でがんばり、学費をためて念願の大学進学を果たしたのです。

 でも、夢を実現するまでには何度も乗りこえなければならない壁がありました。その中でもっとも高かったのが、「私などが大学に行ってもよいのだろうか」という自分自身で作ったハードルでした。何度も面談して、大学は年齢で行くわけではない、高校生や高卒生だけが行くところではない、本当に勉強したい、大学に進学することでめざしたい目的がある、そういう気持ちを持った時に受験するところだとお話し、その方の思いもお聴きして、何とかモチベーションを維持し、高めることで、第一志望に合格することができたのです。受験したいという強い思いがあれば、それこそが大学受験に必要な資格だと私は思うのです。

 編入試験も同じです。進学にあたっては、皆さん、いろいろな思いがあります。私は編入試験の一番よいところは、今までの自分をある意味でいったんリセットして、新たな道を踏み出すことができることだと思っています。もちろん、編入したといってもそれまでの自分の経歴が消えるわけではありません。でも大きな自信を得ることがまちがいなくできます。そこにも、編入試験で合格する意味があるのではないでしょうか。

 諦めない人に道は開けます。悩んだときは気軽に中ゼミに相談を。今月は大学中退者を対象とした相談会も実施する予定です。



 中ゼミでは、今日は大学院コースのガイダンスが行われました。中央ゼミナールは編入予備校…と思っている方には意外かもしれませんが、中ゼミでは多くの方が大学院をめざしてがんばっていますし、合格実績も充分以上に誇ることができるものです。そしてその中には、編入の時に中ゼミに在学した方がけっこういらっしゃるのです。

 もともと、中ゼミで編入した方は、大学院に行く確率が一般の学生より高い…ということが、中ゼミでの調査でわかっています。中ゼミにいる間に勉強の楽しさに目覚める?ようです。そして、進学の際はまた中ゼミに相談に来校し、再び入学…(中ゼミでは中ゼミリターンズと呼んでいます)するケースが多いのです。

 実は今日も元中ゼミ生から十数年ぶりに連絡がありました。もう子どもが2人もいて、すっかりおじさんになってしまった…そう。ちょっと想像がつきませんが(^^;)。大学院進学に関する相談で、久しぶりに中ゼミに来てくれるそうです。

 そのOBの場合は、仕事での問題解決やキャリアアップが目的ですが、大学院に進学して大学教員になっている元中ゼミ生もたくさんいます。もっとも、大学の先生になるまでは何かと苦しい道のりのようですが。

 今日、私は大学院のガイダンスで、中ゼミでの勉強を楽しんでくださいとお話ししました。大学院へ行きたいと考えるからには、取り組みたい目標や研究テーマがきっとあるはずです。自分で選んだ道です。一つ一つの道のりを、楽しく学習しながらクリアしていきたいものです。

 編入も同じです。一般入試のように、入試科目にあるために苦手科目に取り組まなければならない…ということはありません。皆さんが行きたい学部学科の勉強をするのが編入試験です。英語がある? 確かに。でも、編入では多くの場合専門英文、つまり自分が目標とする専攻の専門科目に関連した英文です。専門科目を勉強していることが、英語を学習する上でも力になります。

 受験勉強を苦しくつらいものにするのも、楽しいものにするのも、考え方次第です。どうせなら、ここで勉強を好きになりましょう。一般入試の暗記の試験とは違います。問題を把握する、考える、理解する、自分で論述する、そういう勉強です。一度目覚めると楽しい(はず)ですよ(^^;)。



 4月に入り、新年度の開講で多忙な日々を送ってきましたが、その中で、疲れが吹き飛ぶような嬉しいことがありました。7年前の中ゼミ生が来てくれたのです。彼女はすごく頑張って筑波大学に編入したのですが、そのやる気は今も継続中。総合職として勤務しながらさらなるステップアップのために、今、資格試験の勉強に取り組んでいるとのこと。私も元気をもらいました。

 ところが、それだけではありません。やはり元中ゼミ生で、この春総合職で女性に人気の企業に入社した方が、いずれは大学院に行きたいと相談に来てくれたのです。前向きな姿勢には本当に感心します。中ゼミOBって、本当にステキですね。2人とももとは短大で、編入したことで大企業の総合職に就くという進路が開けたのです。

 そんな話をちょっとスタッフにもらしたら、他のスタッフからも次々と、最近中ゼミに顔を出したり連絡してくれた元中ゼミ生の話が…。司法試験に合格したとか、小学校の教員になったとか、有名な広告代理店に入社したとか…。元中ゼミ生たち、自分たちの道をしっかりと歩いているようです。

 そしてさらに嬉しいのは、今でも中ゼミに感謝の気持ちを持って下さっていることです。「編入したことで自信がついた」、「進路に対して前向きになった」、毎年こういう感想は多くの中ゼミ生から頂いていますが、大学卒業後にも編入した体験を生かして頑張っている…、そういう中ゼミOBの存在は、私たちにとって何よりうれしく励みになります。

 これからも多くの中ゼミOBと交流できればと思います。そして、中ゼミの先輩が編入後も努力している姿を、今頑張っている中ゼミ生に伝えていければ…。編入で得られるは合格という結果だけではありません。編入に向けてがんばった体験は、その後の人生でも大きな宝となりますし、人間としての成長にもつながります。この1年間で多くの中ゼミ生が成長してくれることを願っています。



最近、入学相談にいらした方の中に、今大学で在学している学部・学科とは異なる分野への編入が、できないと思っている方が複数見受けられました。でも、それこそが大学編入最大のメリットです。

たとえば、理系の大学へ推薦で進学したけれども、ミスマッチだった…という方。現在の大学で所定の単位さえ取っていれば文系各学部への編入が可能です。中退していても同じです。所定の単位というのは編入を実施している大学・学部で異なりますが、出身・在学大学で卒業に必要な単位62を持っていれば、あるいは取得できる見込みで実際に取得すれば、編入試験を実施しているたいていの大学は受験できます。

単位認定も最近では60単位程度を一括あるいは包括で認定する大学が多いので、出身学部学科にかかわらず、2年間で卒業できるわけです。

もちろん、中には同系統でないと受験できない…というケースもまれにあります。文系からの理転には多少の制約もありますし、卒業に3年かかることもあります。でも、理系からの文転は多くは2年間で卒業できますし、さまざまな学部学科にチャレンジできます。

そのほか、大学3年生は3年次編入できるのだろうか…という質問もあります。受験資格は大学2年以上在学だったり、2年次修了ですから、それを満たしている大学3年生は、もちろん受験できます。

みなさん、意外に編入の入り口で迷ってしまったり、勘違いしてあきらめてしまったりしているんだなと、あらためて思います。これから何回か、こういうケースを取り上げて、説明していきます。



あっという間に桜も終わり、中ゼミはあさって、17日から開講します。最初の1週間はおもにガイダンス授業で、勉強方法など役立つ情報が満載です。でも、本格的な授業開始は2週目以降ですから、初日から参加できなくても心配しないでくださいね。例年、ゴールデンウィーク明けから参加する方もいらっしゃいます。お気軽にご相談ください。

開講に先立ち、15日の日曜日には開講式・総合ガイダンスを開催し、多くの中ゼミ生、そして校外生の方に参加していただきました。私は受験の心構えについて話しました。これで、「こわくてうざいおばさん」という印象が決定的になったのではないかと(>_<)心配ではありますが、それが私の役回りですからしかたがありません。

でも、参加した方にお願いしたアンケートには、多くの方がやる気がでたと書いてくださったのでホッとしました。OBの体験談も好評でした。受験のスタートにあたって、皆さんのモチベーションを上げることが大きな目的ですから、その意味でよかったと思います。大学や短大に通学しながらの受験です。合格を勝ち取るためには何よりも意欲を持ち続けることが大切ですから。

ところで、部長さんっておばさんなんですか?なんて方いませんか。以前、ブログを書いている人ということで私との面談を希望されて来た方は、男性だと思いこんでいたようで、ちょっとびっくりしてました^^;。なんてよけいな話でしたね。

また、新しい受験年度が始まりました。皆さんと一緒に頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。




先日、中ゼミに相談に来ていただいた方ですが、編入試験の受験資格はお持ちでしたが、この2月に編入ではなく一般入試で大学を受験したとのことでした。編入については知識がなかったとのことです。そういう話をお聞きすると、まだまだ編入試験は認知されていないなと思います。

この時期は、中ゼミでも毎週、編入・転部コースの説明会を行っていて、私が約2時間、中ゼミの話はちょっぴり、あとはほとんど、受験資格から試験内容その他、編入とは何か…という話をしています。なんせ、私はもう20年以上、編入試験志望者の指導を行い、本も出版していますから、編入について話したいこと、みなさんに知っていただきたいことは、たくさんあります。そのため、中ゼミについて説明する時間がなくなってしまうんです(>_<)。
でも、私はそれでいいと思っています。編入という制度をしっかり理解して、その上で、自分にとって必要な受験だと思っていただいたその後が、中ゼミの出番ですから。

実際に編入するかどうか、中ゼミに入学するかどうかは別にして、まず、編入試験がどういう試験なのか、説明会で情報収集してみてはいかがでしょうか。インターネットで探すことのできる、断片的的な情報や、特定の大学に特有なことだったり…、そのような情報をそのまま鵜呑みにするのも危険です。ネット上には「ええ~?」と言いたくなる情報が横行しています。

実は、この前の日曜日に説明会にいらした方たちの半分くらいが、(専門分野別の指導スタッフとの)個別相談はしないで帰るとアンケートに記入していました。ですから、「編入試験はある意味情報戦。中ゼミに来たからには、少しでも多くの情報を持って帰ってください」と言ったところ、かなりの数の方が残ってくださったので、嬉しく思いました。編入に関する知識を少しでも多く、この説明会で得てほしい、というのが、私の気持ちです。

まあ、私から見てもどうかと思うような編入予備校もありますし、警戒しても無理ないとは思いますが…(でも、中ゼミでは入学を強要することは絶対しませんし、入学しないと詳細は教えられない…なんて言いませんからご心配なく(^^;))。

ということで、編入について知りたいと思っている方は、8日の日曜、14日の土曜、いずれも午後1時から開催する編入・転部コースにぜひ、参加してください。お待ちしています。



 早いもので、3.11東日本大震災から1年が経ちました。被災された皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。昨年度に引き続き、中央ゼミナールでは、ご入学に際して特別措置をとっております。ご遠慮なくお申し出ください。

 1年前の今日、私は中央ゼミナールで勤務中でしたが、長い人生で初めて…という規模の地震を経験しました。中ゼミでは水道管が破損して各階廊下まで水浸しになったり、帰宅困難で複数のスタッフが中ゼミに泊まったりしましたが、何よりもテレビで被災地の映像を見たときのあの衝撃は忘れられません。

 大震災後は、被災地の様子に心を痛めつつ、中央ゼミナールでも対応に追われました。すでにプレ学期が始まっていましたが、鉄道がとまっていて多くの方が通学できない状況にありました。その中で、3月13日、震災の2日後に開催された進学ナビ(今年は3月18日)に、それでも多くの方が参加してくださったことが励みになりました。

 しかし、1年経っても、復興はなかなか進みません。朝日新聞の調査では、離れて暮らすようになった家族が「いる」方が3割、失業や休業に追い込まれた方が4割もいるとのこと。生活の立て直しすらままならない状態が存在しています。大震災を経験した上に、時には、抱いていた夢をあきらめなければならない…、そのような現実もあります。その中で、中央ゼミナールに何ができるのか、考えざるを得ません。

 今、中ゼミではプレ学期開講中ですが、実は、毎土日、数名の社会人の方が、東北から通ってくださってます。「東北にも中央ゼミナールを作ってください」という言葉も頂きました。

 大震災が大学進学という新たなスタートのきっかけになる方もいらっしゃいます。今年度、これから看護師になるために大学進学を決められた方の何人かから、大震災のあまりの被害の大きさが、医療職に就こうという決意を後押ししたと聞いています。ボランティア活動で感じた無力感から、自分に力をつけたいと、大学で学ぶことを決めた社会人の方もいます。

 現地で何かお手伝いするような直接的な支援は難しくても、中央ゼミナールで学生を応援することが、結果的に少しでも皆さんのお役に立つことにつながるのではないかと、今は思っています。また、そうなることを、心から願っています。



 いきなりですが、今、聞いたところでは、筑波大学の社会学専攻、5名合格中4名が中ゼミ生だったとのこと。嬉しい報告でした。筑波は2月下旬、一般入試と同じ日に試験が行われます。ここまでモチベーションを維持するのはなかなか大変なことです。受験生の皆さん、本当にお疲れさまでした。

 明治大学の合格報告も来始めているようですが、そちらはまた今度。

 さて、一方で早稲田大学社会科学部はとても残念な結果でした。100名を超える受験者がいたのに、合格は2名だけだったのです。がんばっていた受験生に何と言ったらよいか…。合格者2名は中ゼミ生でしたが、素直に喜ぶ気持ちにはなれません。

 今回の結果を勝手に推測すると…、問題が英語も論文も比較的やさしく、解きやすかったこと、これが原因だと私は思います。筆記試験で差がつかないのです。

 いつもお話しするように、私は編入試験の受験者の中できちんと勉強して試験に臨む人は、せいぜい1/3程度だと考えています。その中で、筆記対策から志望理由書・面接対策まで、本当に頑張って受験する人はさらにその1/2。少々、極端かもしれませんが、100名受験者がいたとしたら、その中の15,6名に過ぎないと思っています。でも、その人達の中では、誰が合格してもおかしくありません。今回の難易度だと、おそらくその人達全員が、英語と論文をあわせて7割以上、場合によっては8割以上取っていると推測されます。

 若干名の募集で実施される編入では、たとえば、10名程度の受験者がいたとして、2人が7割5分程度取って、他の人達が7割以下の場合は、2人とも合格する可能性があります。でも、その上に8割台の人がいたら、合格はその人、1人だけになる可能性が高いのです。

 今回も同じようなことが起こったのではないでしょうか。つまり、例年の難易度でしたら8割以上で合格が決まっていたところを、今年は8割台の人がかなりの数いたために、9割台取った2人だけが合格した…と、推測しているわけです。

 もう一つ考えられるのは面接でのふるい落としです。上位得点者から、面接で最後は決定するという考え方です。でも、面接は1部屋だけではありません。どの面接官にあたるかで運・不運も生じます。面接でコミュニケーション能力に欠ける人、学習への意欲が感じられない人、このような人達を落とすことはできます。しかし、上位得点者の中で順位をつけるのは難しいと思われます。

 まあ、あくまで憶測です。でも、長年、編入指導に携わってきた経験から、それほど大きく外れてはいないだろうと思っています。

 確かにこういうことがあるから編入試験は怖い。運・不運もあります。でも、それは若干名募集の編入試験が持つ怖さです。早稲田だけにこだわらず広く目を向ければ、定員を設置して編入試験を実施する人気大学は他にもあります。冒頭の筑波大学もその一つです。今の自分に満足できないなら、少しでも編入で自分を変えるチャンスを拡大できる受験戦略をとっていきましょう。 



 3月3日に明治大学の文学部、情報コミュニケーション学部、国際日本学部の編入試験が終わりました。連日、複数の学生が模擬面接などで来校していましたが、後は結果待ちです。受験生の皆さん、本当にお疲れさまでした。

 今日、5日は専修大学の試験が行われていますが、当校編入・転部コースでの学生指導は、ほぼ終了したと言えます。もっともすでに、新年度に向けて授業はスタートしています。毎週日曜日午後1時からの編入・転部コース説明会も始まりました。こちらは私が担当ですから、編入について知りたかったら、ぜひ、来てみて下さいね。

 そして3月18日の日曜日は、午後1時から、当校で春の進学ナビを開催します。学科別の勉強法や合格者の話を聞くことができます。4月から編入先の大学に通学することになる平成23年度生がたくさん来てくれますから、ぜひ、気軽にいらしてください。詳細はこちらをどうぞ。

 中ゼミに信州大学経済学部第3年次編入学学生募集要項が届きました。平成25年度試験では第1号です。ビックリしたのは、毎年、郵送をお願いしているのは確かですが、今回は大学側から自主的に送ってくださったこと。この試験に力を入れているのが感じられます。編入試験もいよいよ次年度に向けて、動き出したということですね。

 国立理系の試験日程が早いことは知っているけれど、どうして経済学部が?と、思われた方。編入のことをよくご存知だと思います。

 そうです。編入試験はまず、国立大学の理系学部から始まります。経済学部は10月から行われるのが一般的です。その中で信州大学経済学部は、他大とは少々異なるかたちで試験を行っているのです。

 この要項によると、出願期間が平成24年5月28日から31日までで、試験が6月9日です。注目は選抜方法。出願書類の内容を参考に面接を実施して合否を決定するのです。その出願書類には、自己申告書、出願課題レポート(指定された課題に基づきレポートを作成)が含まれます。大学側は、特にそうは呼んでいませんが、言うなればAO編入…と言ってもよいかもしれません。アドミッション・ポリシーもしっかり明記されています。

 その課題は…。関心があったら自分で取り寄せてみることです。編入試験で大切なのは自ら行動することです。一つだけ情報を付け加えておくと、3月に自由参加の説明会が一度、行われるとのことです。真剣に考えるなら、ぜひ出席してみましょう。

 中ゼミは信州大学編入コースを毎年、設置しています。まもなくHPに情報がアップされますので、真剣に考えるならこちらもどうぞ。

 さて、筑波大学のHPにも「平成24年 春の進学説明会開催について」がアップされました。毎年、3月に、東京キャンパス文京校舎で行っている恒例の説明会です。理系の編入試験は7月試験です。 普通のオープンキャンパスに参加していたのでは遅いことから、この3月の説明会への出席が大切です。

 どういうわけか社会学類は実施されないようですが、理系各学類、そして看護学類、医療科学類は実施されます。まだ、すべての入試情報関係のページにアップされているわけではなく、ちょっと探しにくいかもしれませんが、説明会申込みのページもすでにできています。関心のある方はチェックしてみてください。

 ついでにアドレスもアップしてくれればよいのに…と思っている方。先ほども書いたように、編入で大切なのは自ら動くこと。中ゼミでも情報は提供しますが、一番大切なのは本人のその大学に編入したいという意欲と決断と行動です。

 中ゼミでも試験の早い、理系、看護医療系編入にあわせて、今週から理系編入コース、看護編入・看護リハビリコースがスタートします。それに英語や小論文を基礎か学ぶ講座も始まります。確実に合格したかったら、予備校に通学することも、成功に結びつく大きな選択です。中ゼミでの説明会も始まりました。まずは情報収集という編入では欠かせない行動にチャレンジしてみましょう。

 

 1月もとうとう明日まで。昨日は早稲田大学社会科学部の編入試験でした。受験された皆さん、本当にお疲れさまでした。私も、先ほど試験問題に目を通しました。

 英語は例年通り長文が2題で、和訳や記述式の説明問題でした。これは中ゼミ生が得意とするパターンですね。逆に言えば英語はできて当たり前で、差がつきません。合否の分かれ道になるのは、論文の出来でしょう。

 その論文は今回も課題文提示型でした。2題から1題選択で、一つは介護の社会化に関する問題、もう一つは都市に於ける環境問題でした。課題文を読解する力はもちろん必要ですが、日頃から実際の社会の中で起きている様々な問題について、関心を持っていることが大切ですね。

 私は、今回の試験問題を見て、今年は意外に直球だったな…と感じました。時事問題として十分予想されるテーマから出題されたからです。一方で、年によっては使われている用語も含めて、難解な文章が出題されることもあります。いずれにしても現代社会の諸問題に言及していることは間違いないのですが、今年の問題の方が受験生には解きやすかっただろうと思います。もちろん、来年どうなるかはわかりません。次年度に受験する方は、どちらのケースにも対応できるように準備するべきでしょう。

 試験が終わったばかりなのに、もう来年の話?と思われるかもしれません。受験を終えて結果を待つ皆さんには申し訳ないと思います。でも、言い換えれば、次年度の受験に向けて、すでに準備期間は1年を切ったということです。新たなチャレンジがスタートしたのだとも言えます。そして、人より優れた論文を書くために必要な、本を読む、新聞を読むなどの基礎学力作りにとって、次年度に受験する皆さんがこれから迎える春休みこそが、貴重な準備期間となるのですから。




  • Author:大学編入予備校中央ゼミナール ステップアップサポート部 部長宍戸
  •  20数年にわたって、編入学予備校中央ゼミナールで大学編入・転部試験、社会人入試などの指導にたずさわっている。
     著書に『誰も教えてくれなかった大学編入』(東京図書)、『まるわかり大学編入』(オクムラ書店)