大学編入試験の英語〜教養主義と実用主義 

 今日の朝日新聞に、大学での語学教育の話が載っていました。語学系の学部学科を目指す方は読んでおいた方がよいと思います(…と、脇道にそれました(>_<))。そこに、ある大学教員のコメントで、「戦後の教養語学教育に改善すべき点があったことも事実。多くの大学が、文学・語学系の教員が訳読中心のマンネリ化した授業をやっていた。教員養成システムを改革し、教養主義と実用主義を兼ね備えた総合的な語学教育を検討する時だ」(←ちょっと日本語が変ですがそのまま…)

 上の言葉を借りると、訳読中心の教養主義の語学が、編入試験の大学院型英語、英語試験に代えてTOEICやTOEFLのスコア提出をさせるところが、実用主義と言えるでしょうか。

 今年から、横浜国立大学経済学部でも、英語試験に代えてTOEFL・TOEICになりますが、またまた、同じ方法を採る大学が増えました。関西の人気大学、立命館大学です。今年から、英語試験に代えてTOEFL・TOEICのスコア提出で、100点満点に換算するとのことです。

 先ほど、立命館大学に確認したところでは、TOEICの8月試験の結果が出るのに間に合うよう、出願期間や試験日程を例年よりも遅らせたとのことですが、ちょっと疑問。TOEICは8月はありません。ですから、結果が出るまでかかる日数を考えると、7月がラストチャンスになることが多いんです。

 ちなみに7月試験(7月27日実施)は今日から受付が始まります。インターネットであれば6月19日(木)12:00締切、コンビニ受付と郵送は6月18日までとなります。その結果の発送が8月26日(火)ですから、結果が出るまでちょうど1ヶ月かかるということ。9月試験は9月28日の実施です。結果が発送されるのは10月27日ということになりますね。それでは、たとえば10月6日から10日の立命館大学の出願には間に合いません。

 そこで大学にもう一度確認したところ…。確実ではありませんが、あらかじめ連絡をもらえれば、出願にはまにあわなくても、TOEFL・TOEICのスコアを後日提出できるようにすることを検討するようです。ホッとしました。とりあえず7月のTOEICは受験しましょう。こういう試験は慣れが大切です。そして、9月にもう一度チャレンジすることになりますね。ここが本当にラストチャンスです。

 もっとも、大学としては、早く受験してください…とのことですが、少しでも後の試験の方が、スコアがよくなることを期待できます。100点満点に換算するとなると、当然、後出しですね。

 さて、TOEFLとTOEIC、どちらを選択するのか…ですが、私は専門外であまり詳しくありませんが、TOEFLは外国への留学で基準になる試験でTOEICはビジネス英語、難易度で比べるとTOEFLの方が当然高くなります。特にエッセイ、つまり英語で小論文を書かなければいけないところが厳しいです。ですから、これから勉強を始める人にはTOEICを勧めることになります。

 中ゼミでもTOEIC対策講座を置いていますが、2学期からは次年度受験者向けに新たに開講する予定です。ぜひ、利用してください。

 それにしても、英検はどうしたんでしょうね。まあ、英検の級では100点満点に換算するわけにもいきませんし、利用しにくいことは間違いありませんが…とこれも余計な感想でした(>_<)。


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